髪の健康について考える

　髪は女性にとっては「命」とまで言われることもありますし、男性もヘアスタイルひとつで若々しく見られたり、老けて見られたりしますので、髪が健康であることはどなたにも大事なことですよね。
しかし毎日仕事や日常生活のなかで忙しくしていると、なかなか髪のことをケアできない、という場合もありますし、何気なく日常生活を送っているだけで、無意識に髪にダメージを与えている場合もあるのです。
ではどういったことが髪に悪影響なのでしょうか。

悪い生活習慣は髪にＮＧ！

まずやはり髪によくないものは、普段のライフスタイルの中に多く隠されていることを認識しましょう。
例えばタバコをよく吸う習慣がある、毎日食事をする時間や眠る時間がまちまち、寝不足気味なことが多い、食生活が乱れている、など。
このような状態だと、タバコによって血管は収縮され、髪に栄養は行き渡りませんし、不規則な生活や寝不足では栄養素がきちんと代謝されず、育毛を阻害することになります。

またファーストフードなど偏った食事に頼っていると、必要な栄養素が摂れないばかりでなく、さらに脂質や炭水化物が多くなってしまい、毛穴が詰まるなどの問題が発生します。
ですからこれらを改善しなければ、抜け毛は増える一方、ということなんですね。
心当たりがあるかたは、早急にこのようなライフスタイルは改善してくことが必要です。

間違ったヘアケアで髪に悪影響？！

自分では毎日きちんとヘアケアしてる！と思っていても、実はきちんとできていない、という場合、これもまた髪にとってダメージの原因となります。
一般的には毎日お風呂でシャンプーを行いますが、このシャンプーも実は曲者なのです。
例えばあなたはヘアスタイルを整えやすいから、と、「朝シャン」を行ってはいませんか？

もちろんヘアスタイルを整えるには好都合ですが、一日の皮脂汚れやホコリなどがたまった状態で眠ると、せっかく眠っている間に育毛が進むものを阻害することになっているんですね。
毛穴が詰まった状態では、健康な髪がしっかり育つはずがありません。さらにそのような状態で眠ると、枕も汚れやすくなるため、毎日枕カバーを替えているならまだいいですが、そんな人は稀ですから、眠るだけで髪にダメージを与えていることになります。
またシャンプーについては原液をそのまま使ったり、すすぎが甘いなどの状態になっていると、髪に悪影響なもの。

さらにトリートメントに関しても、地肌につけると毛穴が詰まりますし、すすぎが甘いとこれもダメージの原因になります。
またズボラをして髪を乾かさずに寝てしまうと、濡れている状態が一番ダメージを受けやすいため、大変な悪影響となってしまいますよ。